インターネットのLiquor shop - Bar Virago

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カルヴァドスとグラッパ!!
ブランデーというと、たいがいの人がコニャックまたはアルマニャックを想像すると思いますが、広い意味でいうと数あるフルーツブランデーも含まれます。コニャックやアルマニャック、あるいはこれらと原料や製法が同じその他のブランデーを飲んだことがある人は多いと思います。そこで今回ご紹介したいのはカルバトスとグラッパです。
まずはカルバトス。これはりんごを原料としたブランデーのことでフランス北西部の、その中心生産地の地名をとってカルバトスと呼ばれています。このお酒の始まりは16世紀と歴史は古いのですが、世界的に有名になったのは第1世界大戦後のことで比較的最近なんです。カルバトスにはカルバトス・デュ・ペイ・デュ・オージュ、カルバトス・デュ・ドンフロンテ、そして単なるカルバトスという3つのAOC(フランス国内法)が適用されています。これらの中で一番高いものがペイ・デュオージュ、続いてデュ・ドンフロンテそして単なるカルバトスという順番になります。

カルバトス生産地以外のノルマンディーやブルターニュなどでもりんごのブランデーはつくられていますが、これらはオー・ド・ヴィー・ド・シードルと呼ばれています。

さて、このカルバトスで紹介したい商品はアドリアン・カミュ・ペイ・デュ・オージュ。これは25〜30年熟成されておりその熟成感がすばらしい商品です。香りは甘酸っぱく、りんごというよりは梅に似ています。栓を抜くと部屋中にこの香りが広がり、クオリティーの高さが実感できます。味わいは甘く、煮込んだりんごの風味と樽の感じが口の中に広がります。非常に力強い酒で、飲み方はストレートかオンザロックスがお勧めです。バーでの価格はワンショット1400〜2000円くらいかな。日本人にはまだなじみがあまりないカルバトスですが、それだけに一度は試して頂きたいと思います。


グラッパとはイタリアのヴュネト州バッサーノ・デル・グラッパ村の特産酒だったことからこう呼ばれています。この酒はワイン醸造の際にでるぶどうの搾り残しの部分を再発酵させてブランデーにしたものなんです。それなので、イタリア以外のワイン生産国でもこうした酒をつくっている所が多いです。フランスではオー・ド・ヴィー・ド・マール、スペインではオルーホと呼ばれています。

グラッパは熟成させないものが多く、無色透明で凝った瓶に入っているのが特徴です。よく首がすごーく細くて長ーいお酒のビンを見かけますよね。あれです。グラッパとは要するに「かす酒」なので非常に刺激が強いお酒ですから、個人的には熟成させたものの方が飲みやすいと思います。(好みの問題ですが)

そこで紹介したいのがグラッパ・ディ・サッシカイヤです。このグラッパは熟成されているので琥珀色をしています。香りは乾いた木の皮にほのかなフルーツの香りが混じっているように感じられます。味わいはまずアルコールの強さを感じ後から甘みが出てきます。実際の度数以上の強さを感じるはずです。飲み方としてはストレートも良いのですが、刺激を和らげる意味でレモンを搾ってトニック割りにするとさっぱりとします。

今回はいずれも高級酒を紹介したのでちょっと手が出しづらいかもしれませんが、どこかのバーで一杯だけ試すというのも悪くないと思います!




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